共働きする際に気をつけたいこと4選

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収入面で有利な共働き。DINKSや子育て世代など共働きの家庭は多いと思いますが、共働きならではの悩みや揉め事も多いのではないでしょうか。

僕自身妻と結婚して6年以上経ち、DINKS・子育てしながらの共働き両方を経験していますが、喧嘩した数は数知れず。喧嘩をしては謝る日々。常に頭は上がりません。

改めて振り返ってみると些細なことで喧嘩したなと笑い話にできるものや、掘り返したらまた燃え上がりそうなもの、そもそもそれ何だっけ?的なものなど多岐に渡るのですが、それらの経験をもとに、共働きする上で気をつけたいポイントを4つお伝えします。

お互い忙しいことを認識する

自分が忙しいとき、同じように相手も忙しい可能性があります。疲れているとき、相手も疲れているかもしれません。お互いの言い分はあると思いますが、仕事が大変なものであることは働いている自分がよく分かっているはず。忙しいときほど「相手も同じ状況なんだ」と認識し、相手を思いやるコミュニケーションを心がけましょう。

認識を変えることで行動が変わります。まずはパートナーを観察し、忙しそうだな、と察することができれば少しずつですが行動も変わり、良好な関係を築くことができます。

僕の新婚当初は妻のほうが仕事が忙しく、僕より帰りが遅いことがほとんどでした。たまに僕が忙しくなったときはお互い忙しいの言い合いで喧嘩になることもしばしばありました。今では仕事が忙しかったら余裕もなくなるよね、と頭の中で理解できているので、お互い忙しくなったとしても無理を言わず、良い距離感で接することができています。

ルール化しすぎない

共働きの場合、家事を分担することが多いと思いますが、担当者を厳密に決めすぎると揉める原因になります。

僕は料理が苦手なので、食事の準備は妻、片付けは僕が担当としていたのですが、妻が仕事で帰りが遅い時もご飯を作らず待っていたところ、めちゃくちゃ怒られました。

ルールを決めて家事を分担することは大事なのですが、どうしても家事が回らない時がやってきます。そんなときはルールに縛られず、助けてあげましょう。忙しいのはお互い様なので、まずはギブアンドテイク。ご飯が作れなかったら買ってきましょう。節約は良好な関係を前提に実施すべきです。反対に自分の家事を助けてもらったときは、落ち着いたときにお返しとしてパートナーの家事を手伝うのもよいでしょう。

我が家の場合、ゴミ出しと水回りの掃除、食事の片付けは僕、食事の準備と洗濯は妻と一応分担はしていますが、妻の忙しいときは僕が洗濯物を干したり畳んだり、反対に僕が忙しいときは食事の片付けをしてくれたりと、お互いの気遣いでカバーしています。

詳細な家事事情についてはこちらの記事にまとめてあります。

一人の時間を作る

特に新婚直後にありがちなのですが、結婚(というか同棲)すると一人の時間が独身時代に比べて格段に減るため、それがストレスになることがあります。

仕事している側からすれば、日中は上司や部下と一緒に仕事する=自分の時間がない時間がほとんど。家に帰ればようやく一人の時間だったところ、すでにパートナーが帰宅していた(もしくはすぐ帰宅してきた)場合、ひとりになれる時間はほとんどありません。

二人でいても気にならないような方と結構していると思うので、そんなことないと思う方がいるかもしれませんが、長い結婚生活において、一人になりたいと思うときは必ずやってきます。それは喧嘩したときや子育てを始めたとき、仕事が忙しいときなど様々で、お互いの関係以上に外的要因に左右されるケースが多いと感じています。

そうやってストレスが溜まっていくと喧嘩し、お互いの関係が悪くなりかねないので、意識的に一人の時間を作り、趣味に没頭するなどガス抜きをしたほうがよいです。

そしてもう一つ重要なのが、パートナーが一人になれる時間をこちらから作ることです。共働きの場合当然相手も仕事をしていますし、さらに子育て中の場合は家に帰っても子どもの世話に追われ、自分の時間などほとんど作れなくなります。そこで、子どもたちを外に連れていき、パートナーを一人にさせてあげる時間を設けることで、相手も好きなことができるようになり、良好な関係を維持することができます。

僕の場合は週末子ども二人を公園に連れていき、妻に一人の時間ができるよう意識しています。代わりに、寝る時間をちょっとずらしたり、出社時間をずらしたりして、平日に自分ひとりの時間をちょっとずつ作っています。

パートナーを大切にする

普段の生活の中で、一番近くで支えてくれているのは、間違いなくお互いのパートナーです。そんな相手のこと、意外とぞんざいに扱ってたりしないでしょうか。また、感謝の気持を伝えていなかったりしないでしょうか。

人は近くにいる人ほど、感謝の気持を伝えないものです。例えば親。最近連絡取りましたか?兄弟に電話しましたか?本来大切にすべき人と、思い返すと連絡をとっていないということはよくあると思います。

パートナーに対しても同じことが言えます。付き合った当初は相手が何を考えているんだろうとか、これプレゼントしたら喜ぶかな、と毎日ドキドキしながら相手のことを想っていたと思います。ですが、毎日一緒にいると、一緒にいることに慣れてしまい、相手のことを考える期間が自然と減ってきます。そうなると、お互いを思いやることが減っていき、トラブルのもとになってしまいます。

なので、近くにいる人だからこそ、ちゃんと感謝の言葉を相手に伝えることが大切です。これは最初は意識的にやらないと忘れがちなので、今日パートナーと会ったら何でもいいので感謝の気持を伝えましょう

他にも相手のことを大切にするきっかけとして、記念日などのイベントを大事にするという手もあります。我が家の場合は結婚して6年(付き合って11年)経ちますが、誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントは毎年贈り合っています。特にクリスマスプレゼントは相手が欲しい物を考えて、決められた予算で購入するというルールにしているため、12月になると「最近欲しい物ある?」「もうプレゼント買った?」など謎の腹のさぐりあいが始まります。こんな感じでイベントを楽しむのも有効だと思います。

まとめ

共働きの場合、お互いが仕事をしていることもあり、どちらも忙しいという時間が長いことからストレスがたまり、ぶつかり合うケースが多いと思います。ただ、喧嘩の理由を振り返ってみると「あのとき〇〇だったから~」「そっちこそ××のとき~」みたいに過去の細かいいざこざが火種を大きくしていることが多いです。

こういった事象は日々の生活の中で積み上げた小さな不満が溜まっていくことが原因なので、やはり日頃からお互い感謝し助け合う気持ちを持ち、パートナーとの関係を良好に保つことが重要になります。

まずは今日、「ありがとう」を伝えることから始めてみませんか。最初は恥ずかしいかもしれませんが、次第に慣れるのでまずはやってみましょう!

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