料理をしない妻はダメ?共働きが意識したい料理への考え方

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「共働きの妻が料理作ってくれない」「仕事で忙しくて料理を作る時間がない」などの悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

食事は生活するうえで重要なのは理解しているものの、仕事で忙しくて料理にかける時間がないというのも事実ですよね。

このページでは共働きを5年以上継続し、子育て・家庭・仕事を両立してきた僕が、共働き家庭が意識したい料理への考え方をお伝えします。

最後まで読めば、料理についての考え方が変わり、パートナーとより良い関係を築くことができるでしょう。

共働きで料理をしない理由

  1. 料理が苦手なのでやらない(スキルの問題)
  2. 忙しいのでやらない(時間の問題)

料理をしない理由は大きく2つ。料理が苦手というスキルの問題か、忙しくてやらないという時間の問題と捉えています。

順に見ていきましょう。

料理が苦手なのでやらない(スキルの問題)

今まであまり料理をしてこなかったため、料理自体を避けているケースで、男性に多く見られます。

日本には「夫は仕事・妻は家庭」と考える習慣がありました。現在その考えは薄れてきたものの、あまり料理を経験してこなかった男性は多いのではないでしょうか。

ゆべ

ゆべ

思い返せば、僕の父もほとんど料理しなかったなぁ。

料理が得意な男性が今後増えていくものの、不得意な男性が多いのが実情でしょう。

忙しいのでやらない(時間の問題)

仕事で忙しく、帰りが遅いので料理をする時間・体力がないケースです。これは男女どちらにもあるはずなのですが、女性の悩みとして取り上げられることが多いです。

これは「女性は家庭」という旧日本的思考の上に、女性の社会進出が加速したことが原因です。女性が仕事をするようになったものの、女性が料理を含めた家事をするべき、という考えが残ってしまっています。

共働きが加速した現代では、女性が料理含めた家事にかけられる時間が少なくなるのは当然と言えるでしょう。

共働きでも妻が料理をすべき?

これはNoです。

現代において妻が家庭という価値観は古く、実際に社会に出て仕事をしている以上、男性だから、とか女性だから、という考え方ではなく平等に議論し、家事を分担すべきです。

内閣府「男女共同参画白書(平成30年版)」によると、共働き世帯の数は年々増加傾向にあり、片働き世帯と数が逆転していることがわかります。

内閣府「男女共同参画白書(平成30年版)」より抜粋

同資料では、性別による役割について否定的な意見が賛成を上回ることにも触れられています。

「夫は外で働き,妻は家庭を守るべきである」という考え方(性別役割分担意識)に反対する者の割合(「反対」+「どちらかといえば反対」)は,男女とも長期的に増加傾向にあり,かつ,平成28年の調査では,男女ともに反対の割合が賛成の割合(「賛成」+「どちらかといえば賛成」)を上回っている。

内閣府「男女共同参画白書(平成30年版)」より抜粋

価値観や社会情勢が変わっている以上、男性と女性は対等な立場の前提で家事分担を議論すべきであり、妻に一方的に料理や家事を押し付けるべきではありません。

共働きで意識したい料理への考え方

  • 任せすぎず、協力する
  • 積極的に手を抜く
  • 時短サービス、製品を使い倒す

共働きで意識したい料理への考え方についてお伝えします。

ざっくりまとめると、「協力していかにラクをするか」に尽きます。

任せすぎず、協力する

料理含め家事を分担することは重要ですが、完全分業制にするのではなく、忙しいときはパートナーの分担を助けるなど協力することが大切です。

家事を任せすぎると片方の仕事が忙しいときや体調を崩した時に家事が回らなくなり、トラブルの元になります。「あなたの分担でしょ」という気持ちも分かりますが、お互い支え合うのが夫婦円満のコツといえます。

共働きで意識したいことについてまとめたページがありますので、こちらも参考にしてみてください。

積極的に手を抜く

料理含め、家事については積極的に手を抜きましょう。

共働きはとにかく忙しいです。あれもこれもとやっていては時間が足りないので、とにかく手を抜くことが何よりも大事です。

例えば1から10までぜんぶ自分で作らず冷凍食品を活用する、疲れたときはコンビニで一品買う、もっと疲れたときはコンビニ弁当でもUber EatsでもOK。栄養も大事ですが、まずはちゃんと食べて夫婦仲良くいられたほうが精神衛生上良いです。

僕は料理が苦手なので、基本コンビニ飯で基本乗り切ります。ただ子供がいる場合は多少栄養を気にしてウェルネスダイニングのお弁当を予め買ってストックしていました。高齢者向けのお弁当であるが故に、カロリーや塩分に配慮されているのでヘルシー。レンジでチンするだけで食べられるので、忙しい共働き世帯でも利用する価値ありです。

共働きの場合、お金については緩めに管理するのが色々とメリットが大きいと考えています。なのでまずは節約よりも体調を優先してお金を使っていきましょう。
家計管理については別の記事にまとめていますので、よろしければご覧ください。

共働きの家計管理が気になる方へ

時短サービス、製品を使い倒す

料理含む家事、買い物、子供がいる場合は育児の時短サービス・アイテムを使い倒しましょう。

時間がないことで料理ができていないのであれば、他の作業を時短することに注力することで解決できます。料理しなくても自由に使える時間が増えるので、積極的に時短を狙っていきましょう。

我が家ではおうちCO-OPを活用していますが、買い物や調理時間の手間が省けて、しかも美味しいので助かっています。

おうちCO-OPのここがすごい!
  • 自宅で注文し、自宅に配送してくれるので買い物の手間が省ける
  • ミールキットや冷凍食品が充実していて、調理時間が短縮できる
  • 取り扱っている品目は約3500と多く、CO-OPでしか取り扱っていない掘り出し物も!
  • 子供が小さいうちは配送料無料

おうちCO-OPは神奈川・静岡・山梨限定のサービスですが、【みやぎ生協・コープふくしま】【コープきんき】などで同様のサービスを受けられるので、お住まいの地域に応じて検討されることをおすすめします。

家事・育児以外でも時短は積極的に狙っていくべきです。個人的におすすめするのは電動歯ブラシです。

短時間で効率的に歯磨きができるので、忙しい共働き世帯のオーラルケアには必需品と言っても過言ではありません。

僕はガレイドデンタルメンバーというサブスク型の電動歯ブラシを使っています。替えの歯ブラシも定期的に届くので忙しい家庭は一度試してみることをおすすめします。

まとめ

  • スキル・時間両面で料理に手がわ回らないのは旧日本的思考の一つ
  • 妻が、夫が料理をしないではなく、ともに協力して支え合おう
  • 無理せず積極的に手を抜く。時短サービスを活用して時間を作ろう

仕事もして家事もして、社会人は何かと忙しい時代です。

やらなきゃと思うほどストレスに感じてしまうので、手を抜いて少しずつ始めてみることをおすすめします。

今は便利なサービスがたくさんあるので、使い倒してより豊かな生活を目指してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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